よりよい社会をつくるために

 

いい会社が必要です。

 

今、社会や政治・経済・自然環境そして人との間に、様々な問題が起こっています。起きた問題を解決する速さよりも、問題が拡がっていく速さ、新たな問題が発生していく速さが増しています。問題は日々深刻になっています。
 

このような状況が私たちの周りで日々起こり、不満・不信感を抱き、不安が募ります。日本だけでなく世界中、地球全体で不安が募り拡がっています。社会はこれらのネガティブな感情で覆われ、未来への道が見えなくなり、多くの人たちは道に迷い立ち止まり、その先を歩めなくなっています。
 

希望や未来を奪っていく不安が、人が行動することを妨げています。行動する人が増えず、いやむしろ減ることで、社会は益々閉塞感で覆われていきます。負の連鎖が起こっています。
 

社会がネガティブな感情で覆われるようになったのは、「理想とする社会に近づかず、逆に現実の社会が悪くなっている」と感じているからです。このように感じる人は年々増えています。
 

現実の社会を悪くしている理由の一つに、一部のよくない会社が社会・経済・自然環境などに悪影響を及ぼしていることが挙げられます。会社は市場などから成長を強く求められ期待に応えようとした結果、様々な問題を引き起こしてきました。社会のニーズよりも市場のニーズを追い求めた結果が、今の社会をつくりました。
 

未来への危機感から、成長を追い求める社会や会社に疑問の声が挙がっています。社会だけでなく成長を求めてきた市場(投資家)も、「現実の社会を改善し、理想の社会の実現」を願うようになりました。
 

社会や市場は会社に強く求めています、 “持続可能な未来をつくること” を。問題を生み出すのではなく問題を解決することで、 “よりよい未来を実現すること” への期待が込められています。
 

この不安で覆われた社会にした会社への批判は大きいです。しかし反対に、会社への期待もあります。批判とは、期待の裏返しです。
 

「社会を悪くしてきたのも会社、社会をよくするのも会社」と、私は考えます。悪くした環境をよくすることが、会社に求められます。責任や義務という言葉で強く求められています。
 

いい会社(※)とは、「現実の社会をよくして、理想の社会を実現する」という未来を創る活動をする会社になります。いい会社の存在や活動には、人や社会を不安から安心に変える力があります。安心することで、勇気づけられ、そして再び歩み始めます。
 

今いろいろなところで、いい会社を求める声が起こっています。いい会社には、未来への希望の種であり芽が在ります。
 

よりよい社会そして希望(笑顔)あふれる未来をつくるために今、いい会社が求められています。

 

(※)  いい会社は、本(「いい会社」のつくり方/持続可能な資本主義)から借りた言葉ですが、提案するいい会社の概念は、過去の私の経験と研究からの、私の考えです。