正しさと美しさを経営に求めて

 

屋号integrity の6つの指針は、私が幼い頃から大切にしてきたものを顕したコトバです。
 

正義感が強く、正しいと思ったら曲げずに突き進んできました。
社会人になってからは仕事柄(経理)、さらに正義感が強くなりました。
 

屋号を決めるとき、
「やり方(活動)ではなくあり方(態度)で決めた方がいい、変わらない本質だから」
と友人からアドバイスを受けました。
 

その時読んでいた本「リーダーの人間力~integrity~」で書かれている “ integrity ” が
私のあり方(態度)そのものであり、屋号に決めました。
 

正しさを経営に求める姿勢は、今もこれからも変わらない私の不変の態度です。
 

しかし退職後の学びから、
果たして正しさが唯一の行動指針でいいのかと疑問をもちました。
 

正しい行動をする人は、人から信頼されます。
しかし正しいの指標は人それぞれあって、
決めつけたり押しつけたりすることは何も生まず対立を煽る危険な行為でもあります。
 

正しいことに答えを求めることに危険性を持つようになりました。
 

多様性のある社会を考えていく上で、
正しさを補完する何か別のものがこれからは求められると、漠然と思い始めました。
 

同じ時期(2014年)に突然アートなどに関心を持ち始めました。
また私と同じような考え(思想)を持つ仲間と多くの対話を重ねてきました。
対話を通して補完するコトバが、突然私の目の前に舞い降りてきました。
 

『 美しさ 』

 

正しさは頭には届きますが、心には届きません。
心に響く何かが経営に求められます。
 

正しさはプロセス(How)にあり、美しさは目的(What)にあります。
そして正しさと美しさのどちらかに偏るのではなく、
バランスを取りながらの経営が求められます。
 

経営は競争から共創の時代に入っています。

勝ち負けを競いあうのではなく、

ともに追い続けられる道標になる美しさがより大切になります。