コトバを刻む

 

コトバから言葉、言葉からコトバを繰り返し(行き来し)、

カギのカタチを整えていく。

 

コトバは概念的なモノで、
同じ感覚(感性)を持っていれば言葉に翻訳しなくても伝わる。
しかし同じ感覚がなければわかりにくく、正しくは伝わらない。
 

文脈としての物語(コトバ)にすることで、伝えたいことが伝わる。
言葉だけ並べて伝えても、文脈がなければ意味は伝わらない。
 

このような伝わらない経験は誰もが一度はあるだろう。
その度に次のように思ったことはないだろうか。
 

「誰か、頭の中をわかりやすい言葉に訳してほしい」
「誰か、相手に伝わる文章に訳してほしい」と。
 

ポイントは “誰か” ということ、自分では難しい。
この誰かが第三者の私になる。
 

コトバを刻む

 

「書く」ことで、コトバと言葉をつなげる。
私にとって書くとは、「コトバを刻む」こと。
 

この言葉も好きな作家の言葉から借りている。
これも2014年から意識し始めたことと、つながった。
 

2014年に突然芸術(アート)に関心をもつようになった。
 

それまでは全く興味もなく見向きもしなかった世界。
美術館などに行った記憶もない。
 

2014年に面白そうだったので、初めて演劇ワークショップを体験し、意識が変わった。
知らなかった世界に出会い、身体で感じることで、芸術が持つ可能性を知った。
私の周りに芸術家(アーティスト)が多かったことも影響をしているのかもしれない。
 

美術、芸術(藝術)、アート・・・言葉の違いにも興味を覚えた。
それから美術館やギャラリーを訪れるようになり、
美大生の作品展示会を企画するまでになった。
 

2017年冬に、本を通して「コトバを刻む」という言葉と出会った。
本を読み進めると、いろいろなものがつながっていった。
 

私にとってこの言葉と出会って一番嬉しかったことは、
仕事を通して芸術できる喜びである。
 

レポートを “書く” ではなく、レポートを “つくる” と言っている。
造形のイメージがあったからだと思う。
 

刻むという言葉と出会ったのも、
このタイミングで出会ったのも、
偶然ではなく必然だったと思う。
 

仕事として、企業レポートをつくる

 

起業時は、過去の仕事経験から「経営をつくる」サポートを中心にしてきた。
2016年に転機が訪れた。
 

知人に統合報告という企業レポートについて話をしていると、
レポートづくりのセミナー講師を依頼された。
これがきっかけで、役割を「経営をつたえる」に変えた。
役割を変えたことで、今までと違った景色がみえて、意識が変わった。
 

「言葉を通して、未来をつくる」

「未来の兆しをつたえる」

 

企業レポートは、次の二つを中心に書き顕す。

  • 未来を創る活動をしている、いい会社が在ること
  • 未来の兆し(希望の光)が起きていること