前提を疑う

 

5月28日、NHKで放映されていた番組「欲望の資本主義」の印象に残った言葉を紹介します

『僕らが生きている世界は資本主義か、それとも“成長”資本主義か』
『資本主義が必ず成長するというのは、ナイーブな思い込みだ。「成長」は前提ではない』
『これからのルールは繁栄を分かち合い、より成長し、より公平な分配をうながすものでないといけない』
『専門化した社会では、自分のしていることがわからなくなる。私たちの問題は分かってさえもいないことだ』
『社会へのインパクトを測るような新しい“通貨”が生まれたら面白いだろうね』
『アダム・スミスは、「経済学は数字を用いる物語だ」と気づいていた』

この番組を観終えての以前から思っていたことを改めて再認識できました。

● システム(仕組み)がおかしいという前に、「前提は何で、正しいのか」を検証することが重要である
● 資本主義の、“資本”とは何か

前提も、社会が変われば変わります。
これは、「社会が変われば最初の前提も変わり、システムを変える」ことです。
よくシステムを変える必要性は耳にしますが、前提(条件)まで変えることはしません。

例えば、「倫理上(前提)問題でも、法律上(仕組み)は問題はない」
法を作ったときの倫理観と、現在の倫理観(価値観など)が変われば法そのものを見直す必要があります。
しかし、法律上問題ない(理性)からということで、感情論で対立します。

対立を回避するためには、前提に立ち戻り、そこから対話を繰り返し、納得することが大切です。